麻酔
2020.4.6
今日は歯医者に行き抜歯をしてきました。
今年の目標のひとつ「歯の矯正」。
2月から順調に進めています。病院嫌いで飽き性の私がちゃんと続けられていて偉い、自分でもびっくり。
今日は左上の奥から2番目と前から4番目。
いつもの事ながら麻酔を打たれる時は心臓がバクバクして冷や汗が出ちゃう、けどそれって正常な事らしくて安心した。
麻酔が効いてくると唇がピリピリと痺れて不快、麻酔が効くまで待つ時間が1番こわかった、だってこれからペンチで歯引っこ抜くのを静かに座って待つんだよ?
ちなみにいつも担当してくださる院長先生は元々お知り合いのハンサムマッチョのお兄さんで、噂では親知らずを指で抜けちゃうらしい。本当か聞いたけど普通に嘘でした。ちゃんとペンチで抜かれました。
当然局部麻酔なので耳は聞こえてるし意識もあるわけで、口内左上の感覚だけなく、メリメリと歯が骨から剥がされる音だけが頭に響く。ちょっと癖になりそうでした。
急に歯が2本なくなったのでご飯が食べられるか心配で、帰り道に春雨スープとウィダーを大量に購入。
切れかけの麻酔の痺れと、止まらない血の不快感、未だ治らない心臓の動機を落ち着かせるため情緒的で刹那的な曲を爆音でたくさん聞きながら帰りました。音楽も精神麻酔の一種だね。
そんな音楽の精神麻酔の副作用のせいか、立教通りに咲く桜と自宅アパート前の夕日がとても悲しく見えました。
クリニックでの非日常的経験と、人の居ない街の非現実的光景。例年通りの惚けた陽気と喧騒がない春の街並み、春ってこんなに寂しい季節だったっけ?
何はともあれ鎮痛剤を飲み、興奮と痛みは少し落ち着いた気がします。だけど前言撤回、癖になりそうとか馬鹿か?もう二度と抜きたくない。(あと5本抜きますが)
追記:抜いた歯、記念に持って帰りますか?と笑顔でお姉さんに聞かれたが即答で断りました。誰がいるかそんなもん!